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日本人は、加齢とともに歯を失うことが多く、平均50歳で5.2本、60歳で12.8本、70歳で20.1本、80歳で23.7本の歯を失っています。

もともと健康な状態で歯の数は、28本ですから60歳で約半分の歯を失っているのが現状です。

「80歳で20本の歯を残そう」という目標は、残念ながら散々たる結果となっているのです。

この大きな原因の一つに歯周病が上げられます。

歯周病は、成人の約80%がかかっている生活習慣病です。

自覚症状が現れるのが比較的末期になってからであることや、健康維持のために歯科医院を利用しようと考える方々(治療終了後のメンテナンスに通院する方々)が少ないこと、そして歯周病を確実に治療できる歯科医や衛生士が残念ながら非常に少ないことが、歯周病を蔓延させてしまっている大きな原因です。
 

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